「ダンジョンズ&ドラゴンズ3版の挑戦の書でやる第5回てきとーな架空リプレイ(というか、AARみたいなもの):バグベアの穴での戦い」

 注意:これはD&Dを知らない人が読んでもつまらないものでしょう。えっ知っててもつまらん?
 タイトルに3版とありますが、ルールは3.5版で運用しております。一応。
PC
 ファイター3(PL1)オルトン
 クレリック3(PL2)カーマック
 ウィザード3(PL3)ケーア
 ローグ3(技能役は誰もやりたがらないのでDM兼任)

 PLは、以前と同じ。まあ、姫が一人いるとだけ。初心者?しかいない。そんなグループである。

DM「今日はアレが出る」
オルトン「アレ?」
カーマック「さあ」
DM「さて、ドラクシオンの件が片付いてから、パスウェイの町は活気づいた。地上と地下の中継地点として交易が盛んになった」
オルトン「ふむ」
DM「しかし、とある洞窟を根拠とするバグベアが隊商を襲いだし、治安が悪化し、その繁栄にも影が差している」
カーマック「なるほど、バグベア…」
DM「で、君たちはいろいろモンスター退治とかしてレベル3になっていた」
ケーア「いつの間に…」
DM「メイヒューという名の古老が宿屋でうだうだしていた君たちのもとにやってきて、こう依頼した”暴れているバグベアをなんとかしてほしい。報酬は300GPだ”」
オルトン「シンプルだなー」
DM「受けるかね?」
オルトン「ここんとこ退屈してたところなんで受けますかね」
カーマック「そうですね。受けないと話が進みませんし」
メイヒュー「ここに地図がある。バグベアが住んでいる洞窟に行くのは簡単だろう」
オルトン「わかりました」
カーマック「じゃあ行きますか」
オルトン「その前に、前の事件のクリーってやつ、身よりはいたのか?と古老に聞いてみる」
DM(なんだという顔)「身寄りはなかったよ。墓は作られたが」
オルトン「じゃあ退治の前に墓参りに行きたい。自己満足かもしれないが…」
古老「わかったわかった。手早く済ませておくれ」
オルトン「じゃあ墓行って花でも供えます」
DM「済んだら行くかね?」
オルトン「はい」
カーマック「オルトン、クリーの場合は自業自得ですよ。あなたに罪は…」
オルトン「わかってる」
DM「はいはい。気が済んだら、じゃあ、そして君たちは町を出、バグベアの洞窟へ向かった…そして道中何事もなく入口の前に着いた」
オルトン「中に入るか」
カーマック「暗いな」
ケーア「あたし松明持ってるよ!」
DM「ローグが陽光棒持つから大丈夫だよ」
ケーア「…」
DM「洞窟はまっすぐ伸びている。そのうちらせん階段が見えてきた。 ”さびついた鉄製のらせん階段が大露台へと降りている。ステップを踏むごとに錆びた金属のきしむ音が響く。じめじめした岩壁から水が滴り落ちている”だって」
オルトン「まー降りるか」
DM「あ、視認判定どぞー」
DM「17か。ローグはゴブリンが穴に隠れていることに気づく」
オルトン「ゴブリン!? バグベアだけじゃなかったのかよ」
カーマック「バグベアとゴブリンはつきものですからねぇ」
DM「底に降りると、バグベアがいた」
オルトン「バグベアはこっちに気づいてる?」
DM「忍び足もせずドタドタ歩いてればそりゃ気づくさ」
バグベア(DM)「おお、また誰か来たのか。おらと一騎打ちしたいのか?」
オルトン「いやまあ、みんなでボコしたいと思って」
バグベア「まあいい、全員かかってこい。おらは強いからな」
カーマック「そこのゴブリンさんたちは戦闘に参加しないんで…?」
バグベア「あれはまあおまえらのいう、あれだ、しんぱんいんというやつだ。大丈夫だ」
ケーア「うそくせー」
DM「というわけでイニシアチブロールを振って」

イニシアティブ表
バグベア 18
オルトン 16 ケーア 16
コルム 13
カーマック 4

DM「全員イニシアチブを振り終わったね? ではバグベアから~オルトンに向かって突撃。全部合わせても13か・・・外れっぽいな」
オルトン「さすがにそれは無理かな~」
オルトン「こっちから攻撃。18が出たので多分当たりだろう…えーと12ダメ」
バグベア「むむむ。なかなかやるな。ものどもやっちまえー!」
DM「ゴブリンもイニシアティブロール。12か…次のターンから参入する」(このバグベアHP22しかないんだよなぁ、こりゃやばいで)

ゴブリン 12
オルトン「たくっ、そんなこったろうと思ったぜ」
ケーア「やっぱバグベアとかにマジックミサイル打つわ。2本で7点ダメ!」
DM「あーもうやばい」
オルトン「え、そんなHP少なかったのか…」
ゴブリンども「まずいず! お助けしろ!(逃げたい)」
DM「ローグはバグベアに接近して挟撃するか…ギリ当たりか。4点でバグベア気絶した」
オルトン「よっしゃ」
カーマック「次はゴブリンを料理するだけですね」
カーマック「移動してゴブリンを鉄球で叩きます…20でクリティカル…クリティカルロール成功。15点」
DM「即死するわ…それを見てもゴブリンはなおも戦う。あと3匹」

第二ラウンド

オルトン「移動してゴブリンを叩きます…1か。おわり」
ケーア「もう一発マジックミサイル。6点ね」
DM「一匹死亡。あと2匹…」
DM「ローグはぼけっとしておくわ」
オルトン「なんかやらんかい」
DM「(無視)ゴブリン。ジャヴェリンを投げてくる。18…でオルトンに。当たっただろー。まあ1点だけど」
オルトン「へっちゃらさ」
DM「さすがにゴブリンは諦めて降伏する。”こいつらはおらたちにはてにおえねぇ…”」
オルトン「縛り上げて帰るか」
カーマック「そうですね」

ゴブリンのポーチから6gp、8sp、15cpがあった。バグベアのポーチには、ルビー(100gp)、45gp、60spが入っていた。STRのあるファイターが全部持つ。

そして帰途につくパーティーであった…続くのか?

後書
筆者の力量不足でこんな遭遇にしかできませんでした。落とし穴があったけどめんどくさいと思った。PTの一人ぐらいは落としても良かったけど…外れたしね。