「ダンジョンズ&ドラゴンズ3版の挑戦の書でやる第3回てきとーな架空リプレイ(というか、AARみたいなもの):子猫ちゃん、こっちにおいで」

 注意:これはD&Dを知らない人が読んでもつまらないものでしょう。

PC
 ファイター2(PL1)オルトン
 クレリック2(PL2)カーマック
 ウィザード2(PL3)ケーア
 ローグ2(技能役は誰もやりたがらないのでDM兼任)

 PLは、前と同じ。まあ、姫が一人いるとだけ。初心者?しかいない。そんなグループである。

DM「さて、今日も挑戦の書から遭遇をやる」
オルトン「またか。今度はなんです?」
DM「諸君がうまくやれば戦闘は起こらんかもしれん」
DM「君たちは地下を歩いていて、スヴァーフネブリンの集落を発見した…」
DM「んで、”広大な地下の領域には、多くの通路が集まっている。壁には小さな洞窟の入り口がいくつも開いていて、その多くは明らかに住居として使われている。ディープ・ノームのファミリーがいくつかここに共同体を構築している。~中略~時折、ノームは鞘に収めた武器を身に着けていることもある。
DM「集落付近で4人のディープノームの老人が論議している。聞いてみるか?」
オルトン「じゃあ近づいて訊いてみるか。”あのー、何を話しあってるんです?”」
古老1「おお、あんたら風体からし冒険者かの? 実はこの集落を守っていたクレンシャーが逃げ出して困っとるんじゃ」
古老2「この者らにひとつ頼んでみるかの?」
古老3「大丈夫かのう?」
古老4「ダメでもともとじゃ」
オルトン「全部聞こえてるんですが…」
カーマック「クレンシャーってなんです?」
DM「猫みたいなクリーチャー、かな」
ケーア「手に負えるかなぁ」
古老1「連れ戻してくれんかのぅ。謝礼はしますぞ。200GPじゃ」
古老2「探索の間、ここ宿屋は無料で使ってくれてもよいし」
オルトン「悪くないんじゃないかな」
カーマック「じゃあ受けましょう」
ケーア「へーい」
DM(ほっ)
カーマック「この集落の名前はなんて言うんですか?」
DM「”パスウェイ”だよ、とノームが言う」
オルトン「集落の宿屋で情報収集してみる…宿屋へ行きます」
DM「はい」
DM「宿屋へ行くとノームのおじさんがいて「酒かい? 泊まりかい?」とか尋いてくる」
オルトン「あ、じゃあお酒で」
ノームの人「ビール、1Cpね」
DM「情報収集判定してね」
オルトン「15だ」
DM「じゃあいいか…ある程度の情報は訊けるよ」」
オルトン「クレンシャーで騒いでるみたいだね…と探りを入れてみます」
ノーム「そうでさあ。でもあいつ、行方不明になる前、うろうろして落ち着きがなかったんでさ。なんかあったのかな」
他のノーム「そういえば北で遠吠えを聞いたよ」
オルトン「なるほど、ありがとう」
カーマック「それ、どうするんだ」
オルトン「周囲を調べるしかないな…外に出るよ」
カーマック「北へ向かいましょう。遠吠えがあったということですから」
DM「あいよ」
オルトン「ローグの人、捜索してみてくださいよ」
DM「わかった…19か…足跡が見つかったんでそれ辿る?」
オルトン「あいあい」
DM「足跡を追跡すると、ちっこい洞窟にたどり着いた。ここがクレンシャーの住処かもしれない」
DM「奥に行くと、クレンシャー2匹がいた。威嚇している」
オルトン「2匹いるたあ聞いてないぜ」
ケーア「クレンシャーの外見ってどんな感じ?」
DM「顔に皮のない大きいネコを想像してみて」(あとモンスターマニュアルを見せる)
ケーア「ひええっ」
カーマック「集落に戻るよう、交渉してみます。ボディランゲージで」
DM「ほえ?」
カーマック「このために交渉人特技まで取ったんですからね」
DM「あ、はい…(えーいやけじゃい)」
カーマック「全部合わせて20かぁ」
オルトン「判定援護する! これでどうだ、子猫ちゃん、こっちにおいで(失敗)」
DM「結局20か。まあ特別に友好的にしてあげるよ…」(戦闘するとこいつらコロシかねんし)
カーマック「じゃー集落に戻るように伝えます。うまいこと言って」
オルトン「連れて戻るか」
DM「じゃあ君たちの後を追ってクレンシャー2匹もとぼとぼついてくるよ…」
DM「何事もなくパスウェイ集落に戻りました、と」
古老の人「おお! 連れて帰ってくれたか。ありがたい。しかし、なぜ1匹増えているのじゃ」
オルトン「さあ…」
古老「とにかく、謝礼の200GPじゃ。受け取ってくれたまえ」
オルトン「ありがとうございます。あと経費の1CPを…」
カーマック「それはケチくさいからやめときましょう…」
オルトン「うぐっ」
オルトン「まあ疲れたし、宿屋で寝るかー」
カーマック「そうですね。ケレンヴォー神に感謝を」
オルトン「無料で宿屋使っていいという話でしたよね? おじいさん」
古老「あ、ああそうだとも」
オルトン「というわけで今日はここで泊まろう」
カーマック「そうですね。ノームの方々に感謝を」
DM「というわけで今回の遭遇はここまで。簡単すぎたね」
オルトン「簡単だったなあ。まあDMのやさしさかなあ」
DM「次回こそは…」

後書
短い。まあ非致傷戦闘とかめんどいからしたくなかった。