「シナリオ・D&D3版緑の骨でやる第2回てきとーな架空リプレイ(というか、AARみたいなもの):罠」

 注意:この読み物は、D&D経験者向けのものです。知らない人が読んでもつまらなく感じると思います。

 PC紹介
 アルトン。ファイター10/アイ・オヴ・グルームシュ6 実はハーフオーク
 イートン。ファイター10/インヴィジブル・ブレード6
 ウルスラドルイド10/ウォーシェイパー6 中立にして善
  エイザー。ファイター13/エキゾチック・ウェポンマスター3。DM兼任。

PL紹介は誰も気にしないだろうと思うのでしません。

 さて、宝に釣られてのこのこやってきたPCたちだったが…技能役無しで大丈夫なのだろうか?


イートン(PL2)「この世界ってどこなの?」
DM「え、あー一応レルムだけど」
イートン「一応ってなんだ。この洞窟があるのはフェイルーンのどこの地域なの?」
DM「あーもう西ハートランズのどっかよ」(ちっ設定厨が)
イートン「あ、そう」
DM「さて、君たちは入口の前にいるわけだが…えーと
”この洞窟の入り口に続いている、天然の土でできた傾斜路は、さらに10フィート続いたあと、明らかに途切れている。洞窟そのものの幅は10フィー以上で、数歩行った後で下に傾斜している。”
だそうだ。さてどうする?」
アルトン(PL1)「さっさと先にすすもうか」
イートン「そうだね」
DM(なんもせんのか…)「傾斜路先に進むと通路がある。えーと”トンネルのこの部分の床と、壁の下のほうが焦げている。”だそうだ」
イートン「なぜ焦げているんだろうか…」
DM「気になるなら、<捜索>技能だよ」
アルトン「誰も<捜索>取っとらんで」
DM「じゃあ知力修正プラスして20面ロールだな…」(<捜索>ぐらい誰とっとけ~)
アルトン「俺実はハーフオークなんで知力ダメ。誰か頼む」
 
 そう! このPT、知力修正持ってるキャラが一人もいないのである!

イートン「じゃあ俺が振るわ…13です。どう?」
DM「君はこの床の焦げはずっとあるなあ、ぐらいしかわからなかった。何も見つけられるものはない」
DM「んじゃどうする?」
アルトン「はぁ…とりあえず通路先に進むべ」
イートン「んだんだ」
DM「そうするとー、アルトンが糸にひっかかるね」
アルトン「何」
DM「天井から錬金術師の火が振ってきてPCに当たる。通路を横一列に集中してるだと? 接触ロール。2本当たったら全員に2D6ダメージが行くね。」
 そしてDMは何回もダイスを振った。(なお、本セッションではマスタースクリーンを使用していない)
イートン「あ、20出たからかわせたぞ」
DM「イートンはビンに気づいて奇跡的にしゅっとかわすことが出来た…。他は? かわせなかった? じゃあイートン以外にはダメージがいくわ」

アルトン 9ダメ
ウルスラ 4ダメ
エイザー 6ダメ
というような結果になった。
(DM、黙って10面体を振る。)
DM(確率47%か…次の部屋にワーウルフが1体いるのは確定だな。しかも罠が発動したので警戒してる)
アルトン「まあ、たいしたダメージじゃないさ。先に進もう」
イートン「そうですね」
DM「はいはい、先に進むのね…進むと、広い部屋に出るね
”このエリアは、犬と血の匂いがする。何か所かの土が掘られていて動物な簡素な寝床になっている。部屋の西隅には、骨が堆積した小さい山がある”…んで、警戒態勢の狼っぽい人型生物が1体いるね。明らかに君たちに敵意を持っているね」
アルトン「ワーウルフかな? 戦闘は避けられないかな?」
DM「無理だねぇ。知識判定しないと何かわからんけどなんか知識持ってる人いる?」
アルトン「いるわけないじゃん…」
DM「ではみんなイニシアチブロールを振ろう」

 戦闘へ続く…かな?