THE CRPG PROJECT BOOKを読んで見る(10)1982-1987(JRPGについて)と総括

JRPGの黎明期について取り扱っている。(多分)

 日本のRPGが形成された時期について語り、衰退していった時代について語っている。時代に残ったゲームの簡単なレビューがある。

 印象に残ったゲームだけ書く。

・Dungeon(光栄)
 D&Dからそのまんまモンスターぱくってマインド・フレイヤーとかデモゴルゴンとか使ってるの怖いもの知らずだなって思った。(まぁでもデモゴルゴンギリシャ期限らしいが…。

・The Black Onyx(BPS)
 ちょっとMSXでごにょしてやったんだが…さすがにもう当時でもやるようなゲームではなかった。イロイッカイズツはあまりにも有名。

・ザ・スクリーマー
 鬼畜なゲームでした…。


デジタル・デビル・ストーリー 女神転生
 悪魔合体にはまった。当時邪教るという言葉が流行った(?)。パスワードに泣かされた。

 あとは海賊翻訳とかボツゲームについての記述なのでとくに取り上げない。戦国ランスが勝手に訳されているとは…(苦笑)

あとは資料とか用語集がある。


 あと総括。

 一通り読んでみて思ったこと。

・あまり通史的性格は無く、個々のゲームレビューがメイン
・トリヴィアがある
・初期のJRPGにも目を向けている
・ゲームの画面写真が豊富で見ていて楽しい
・漢字まで使っているの感心した

…ってとこですかね。昔の洋ゲーへのJRPGの影響とか目から鱗が落ちました。
 あとMMORPGにほとんど触れてないのは不満でした。
 この本はこれで最後です。次からはTRPG史の本を読みます。英語だけど。

 かなり流し読みしてしまった…。